民間救急と聞いても、「普通の救急車とどう違うの?」とピンとこない方も多いのではないでしょうか。
民間救急は、119番通報で来る公的な救急車とは異なり、病院間の転院や退院時の搬送など、比較的緊急性の低い場面で活躍する専門の患者搬送サービスです。
では、民間救急の車両にはどんな装備が備わっているのでしょうか。
今回は横浜を中心に24時間365日対応している当社の車両を例に、その設備をわかりやすくご説明いたします。
乗車スペースの工夫――ストレッチャーと車椅子に対応
民間救急車の車内でまず目を引くのが、ストレッチャー(担架のような寝台)です。
ストレッチャーに乗せた状態でそのまま車に乗り込めるため、起き上がることが難しい患者様も、無理なく移送を受けていただけます。
また、車椅子のまま乗車できるスペースも確保しており、歩行が難しい方にも対応しています。
乗り降りの際に患者様の体への負担をできる限り抑えられるよう、車内の設計にも配慮が施されています。
搭載している医療機器――処置を途切れさせないために
民間救急が一般の介護タクシーなどと大きく異なるのは、医療機器を車内に搭載している点です。
搬送中も必要な処置を継続できるよう、以下のような機器を備えています。
酸素供給装置
呼吸への補助が必要な患者様のために、酸素ボンベや酸素供給装置を搭載しています。
病院内で酸素マスクを使用していた患者様も、搬送中も酸素を供給し続けることができます。
吸引器
たんや分泌物が気道に溜まりやすい患者様には、「吸引器」と呼ばれる機器が欠かせません。
吸引器はチューブを使って気道の詰まりを取り除く装置で、搬送途中に必要な場面にも対応できます。
輸液ポンプ
点滴や薬剤を一定の速度で体内に送り込む「輸液ポンプ」を使用中の患者様も、そのまま搬送いたします。
途中で点滴を中断することなく、医療の継続性を保ちながら目的地まで移送いたします。
乗務員の体制――患者様の状態に合わせた人数で対応
装備と同じくらい重要なのが、乗務員の体制です。
当社では、救急救命士や救急隊の経験を持つスタッフが乗務しており、医療に関する知識を持った人員が搬送をサポートします。
患者様の状態に応じて、1名乗務と2名以上乗務を使い分けています。
容態が比較的安定している場合は1名が担当し、医療機器の管理や介助が必要な場合は2名以上体制で対応するなど、状況に合わせた柔軟な編成を行っています。
「乗務員が多ければ安心」というだけでなく、患者様お一人おひとりの状況を事前に確認したうえで、最適な体制を整えています。
医療機関の方へ――法人向けサービスもご提供しています
当社は個別の患者搬送だけでなく、医療機関向けのサービスも提供しています。
「病院救急車の運用受託」として、病院がお持ちの救急車の運行を当社スタッフが担う形でご支援する取り組みや、「救急救命士の院内常駐」サービスも行っています。
院内での急変対応や搬送補助のスタッフ配置に課題をお感じの医療機関の方は、ぜひご相談ください。
まとめ
民間救急の車両には、ストレッチャーや車椅子対応の乗車スペースをはじめ、酸素供給装置・吸引器・輸液ポンプといった医療機器が備わっています。
搬送中も必要な処置を途切れさせない体制が整っており、救急救命士や救急隊経験者が乗務して患者様をお支えします。
「親が退院するが一人での移動が難しい」「医療機器を使いながら転院したい」など、少しでも不安なことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
当社は24時間365日、ご相談をお待ちしています。
- お電話:0800-100-1228(24時間365日受付・通話無料)
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