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救急車は有料?119番の救急車と民間救急の費用の違い

「救急車を呼ぶと、お金はかかるのだろうか」。
いざというときに迷わないよう、救急車と民間救急の費用の違いを整理しておきましょう。

119番の救急車の利用は無料

119番で呼ぶ救急車の利用に、料金はかかりません。
救急業務は市町村の消防が行っており、その費用は市町村が負担しています。

ただし、病院に着いてからの診察や治療には、通常どおり医療費がかかります。

救急搬送のあとに「選定療養費」がかかる地域もある

最近は、救急車で運ばれたものの緊急性がなかった場合などに、病院が「選定療養費」を受け取る取り組みが一部の地域で始まっています。

  • 三重県松阪地区の3病院:2024年6月から、救急搬送されて入院に至らなかった方などを対象に、7,700円(税込)
  • 茨城県:2024年12月から県の取り組みとして、救急車を呼んだ時点で緊急性が認められなかった場合に、対象の病院で徴収(金額は病院により異なります)

これは救急車の利用料ではなく、病院に支払う費用です。
茨城県も「救急車の有料化ではありません」と案内しています。
対象になる方や金額は地域や病院によって異なり、入院した方などは対象外とされています。

神奈川県や横浜市で、救急搬送を対象にこうした取り組みを導入したという公式の発表は、2026年10月時点で見当たりません。
紹介状を持たずに大きな病院を受診したときなどに、病院ごとに選定療養費がかかる場合があります。

本当に必要なときは、ためらわずに119番を

費用のことは気にせず、命に関わるかもしれないときは、ためらわずに119番へ通報してください。
意識がはっきりしない、呼吸が苦しそう、激しい胸の痛みがある、といったときは迷う必要はありません。

救急車を呼ぶべきか迷うときは、電話で相談できる窓口(#7119)があります。
神奈川県では「かながわ救急相談センター」が24時間365日受け付けています。

民間救急は有料のサービス

民間救急は、緊急ではないものの、自力での移動が難しい方を運ぶ有料のサービスです。
転院や入退院、通院など、日時を決めて移動したいときに使います。

当社の料金は、搬送にかかった時間で決まる搬送料金と、同乗する乗務員などの介助料金の2本立てです。
金額はすべてご利用料金のページで公開しています。
民間救急の利用料金は、原則として健康保険の対象外です。
ただし、医療機関の判断で搬送費用を病院側が負担する場合もありますので、まずは主治医や病院の相談窓口にご確認ください。

救急車と民間救急の使い分け

  • 命に関わる緊急のとき:119番の救急車(無料)
  • 緊急ではないが、寝たままや車いすでの移動が必要なとき:民間救急(有料)

民間救急について詳しくは、民間救急車とは?をご覧ください。

まとめ

119番の救急車の利用は無料です。
一部の地域では、緊急性のなかった救急搬送のあとに病院で選定療養費がかかるようになっています。
緊急ではない移動には、民間救急をご検討ください。
ご相談はお問い合わせページまたはお電話(0800-100-1228・24時間受付)から承っています。

執筆・監修

株式会社パラメディック 編集部

横浜を拠点とする民間救急(患者等搬送事業者)。救急救命士や救急隊経験者が在籍し、転院搬送などの患者搬送、病院救急車の運用、救急救命士の院内常駐サービスを提供しています。